社内システムやクラウドサービスへのログインの際、ユーザーをパスワードで認証することが一般的に行われていますが、パスワードはユーザーにとって入力が面倒な上に忘れやすく、再設定のために無駄なヘルプデスクコストがかかるなど、ユーザー体験や生産性の面で良いことが何もありません。さらには企業で発生するセキュリティ・インシデントの多くが、弱いパスワードや盗まれたパスワード起因して発生しており、むしろ利用することでセキュリティリスクを高めていると言えます。パスワードの利用をやめることができれば、ユーザーの使い勝手が向上する上に、セキュリティレベルの底上げにつながります。

MobileIronのZero Sign-Onソリューションは、MobileIronで管理されているデバイスと直接管理されていないデバイスの両方から、パスワードレスの認証を可能にします。またゼロ・サインオンを動作させるために必要な設定は、登録されたデバイスに対して自動的にバックグラウンドで行われるため、ユーザーが認証のための新たなアプリをインストールしたり、マニュアル操作で設定する必要がありません。