生産性の高いアプリをそのまま活用

仕事領域にインストールできるアプリは企業のIT管理者が定めます。メールクライアントやWebブラウザなどOSに付属するアプリ、クラウドサービスの提供元などが公開しているアプリ、あるいは特定の業務のために自社で開発したアプリなど、任意のアプリを改変することなく利用できます。仕事でよく利用されるアプリにはMobileIronから設定を配布することが可能なものも多く、ログインIDや接続先などがアプリに自動構成されるためユーザーは迷うことなくすぐに使い始めることができます。

ところで、任意のアプリが改変の必要無く仕事の領域の中で利用できるのは、実はiOSやAndroid OSがこのような領域の分離機能を提供しているためです。MobileIronはこのOSネイティブな領域分離機能をコントロールし、アプリとその設定、セキュリティポリシーなどを配布していく役割を担っています。

一般のビジネスユーザー向けに開発されたアプリをOS機能による企業領域の中で利用することは、それらのアプリの優れたユーザー体験が全く変わらないという大きなメリットがあります。一方で厳しいセキュリティ要件を持つ一部の組織においては、より厳格なセキュリティや、細かな設定管理が可能なアプリが必要とされる場合があります。このようなお客様のために、MobileIronではWebブラウザ、メール、ファイル閲覧・編集のセキュアアプリも提供しています。